実は、ここまで説明してきたことは、基礎と理論、法規には通用するのですが、実技には通用しません。
模擬試験してみた方なら、気づいたと思います。 さっぱり分からなかったかと思います。
では、どうすれば良いか?!
残念ながら、これは数をこなすしかありません。 と言うのも、模擬試験で実技の合格点をとっても、本番では見たこともない天気図が出てきたりするからです。
経験を積んで、積んで、天気図を一目見たらすぐにどの気象現象なのか把握できるようにするのです。 実際の気象予報では、さまざまな気象擾乱が混ざった分かりにくい天気図が使われますが、試験では、その中でもかなり分かりやすい天気図しか出てきません。
あるパターンさえつかんでしまえば、一瞬で判断して、分類するのはそんなに難しいことでもありません。
容易く言ってしまえば、『慣れ』です。
こんな本が参考になります。
『気象FAXの利用法』 日本気象協会
『気象FAXの利用法 part 2』 日本気象協会
あとは...、
やっぱり、最後は、知っている人に聞くしかありません。 経験だけは、本だけではなんともならないものです。 本だけでは、やっぱり一夜漬けです。
ここまで来て、どうしても分からない。 でも、受かりたい!! と、言う強い想いがあれば、最後はやっぱり、予報士の講習会でしょう。
財団法人 気象業務支援センターの講習会に参加してみてはいかがでしょうか。
さて、いかがでしょうか。
少しは、力になれたでしょうか。
あとは、運を天に任せて....。
いや、いや、運は力で引き寄せるものです!!!
がんばってください!!!
【終】
コメントする