冬
-
カモメが里近く来て鳴けば荒れる
カモメは普段海岸で風に乗っていたり、岸壁で休んでいたり、海の魚群の上で旋回してい...
鳥が高いところに巣をつくれば大雪
雪に埋もれる程低いところに鳥が巣を作るとは思えないが、もし、鳥が大雪になることを...
家の中に煙がこもったら明日は雨
昔の家には、土間にかまどや囲炉裏や火鉢という、火を起こして暖を採ったり調理をする...
かまどの煙がたなびけば雨
かまどの煙が外で上空へ昇ってゆかず、ある高さで横へ棚引くようなとき、その後雨にな...
焚火が火をふけば風
主に太平洋側の関東地方から中部地方の晩秋から冬にかけて使われる諺です。 この地方...
ガンの行列、南へ行けば寒気強し
ガンは暖かい地域に住む渡り鳥です。 ですから、秋から冬にかけて、ガンが南へ向かっ...
西方の鐘がよく聞こえるときは晴れ
この諺は長野県周辺で使われています。 音は、風が吹いているとき風上からの音は風に...
カモが早く来ると早雪
カモは渡り鳥であり、夏には北方の寒冷地で産卵・子育てをして、冬になると日本へ渡っ...
高山に早く雪ある年は大雪なし
高い山々にて初雪が例年より早く訪れる年は、大雪になることが少なくなる。という諺で...
秋北春南
秋は北の空が晴れているときは天気が良く、春には南の空が晴れているときには天気が良...
暑さ寒さも彼岸まで
この諺は良く聞く諺でしょう。 夏は耐えられない程の毎日の暑さも秋の彼岸の頃を過ぎ...
夕焼けは晴れ
最も有名な天気俚諺かもしれません。 世界中で使われています。 そもそも夕焼けが西...
磯鳴りは西風強くなる兆し
磯鳴りとは、大きな波が海岸で砕ける音が様々な岸で鳴り響き、山や崖などで共鳴してで...
冬に3日の大荒れなし
冬に特に、日本海では、毎日曇天ばかりが続き、嫌なものです。そこへ吹雪が続くと時間...
冬にスズメが群がり鳴く時は雪
スズメが群がり鳴く時は、餌を欲しがっている時です。スズメは低気圧が近づいているの...
煙が真っ直ぐ上がれば晴れ。たなびけば雨
煙が煙突から真っ直ぐと空高く昇っているときは、風が地上から上空まで無風状態のとき...
煤が落ちると雨
天井や煙突の煤が剥がれ落ちてくるときは、2~3日後に雨が降るという意味です。煤も...
炭火がよく燃えるのは晴れ
昔は火を熾して調理するために、木炭を使っていました。木炭は、多孔質材料と呼ばれ、...
秋
-
大根の根が長い年は寒い
ご存知のように、大根の白い部分は根っこです。 地中で育っています。 このため、大...
ソバの豊作は大雪
植物のソバは、夏に寒冷な地域で育ちます。 ですから、日本ではイネが育ちにくい寒冷...
鱗雲が出た翌日は雨風
澄み切った秋の青空に、あたかも魚の鱗(うろこ)のように白い斑紋や波紋の雲が見られ...
富士山が帯びを結んで西に切れると晴れ、東に切れると雨
この諺は富士山の北側の地域で使われており、「富士山が帯を結ぶ」というのは富士山の...
西の山が見えれば天気
西の山に雲や霧がかかってなければ、次の日の天気は晴れになる。という諺です。 天気...
霜が遅い年は雪が早い
秋に霜が遅くみられた年は例年より秋が暖かく、初雪も遅くなりがちです。 けれども、...
東風吹けば雨
「東風(こち)吹けば雨」は多くの地域で言われる諺です。 移動性低気圧とは宇宙から...
渡り鳥早き年は雪多し
秋から冬に北の国から越境してくる渡り鳥が、例年よりも早く訪れる年はその渡り鳥がい...
落葉早ければ雪が早い
落葉樹は秋も深まると自らの葉を落とし、栄養を余分なところへは行かせないようにして...
出雲は天気、入雲は雨
出雲(いずも)とは朝方に東の空に見られる雲のことで、入雲(いりぐも)とは夕方に西...
四方に雲なきは3日の雨
空に雲一つない綺麗な青空を「日本晴れ」と言います。 この日本晴れが現れた日は、3...
秋雨は涼しくなれば晴れる
秋の雨は、移動性低気圧による影響です。 移動性低気圧は中心から南東方向へ温暖前線...
日がさ月がさ出ると雨
昼間、太陽の周辺や夜月の周りに、薄白色~薄黄色の光の輪ができることがあります。 ...
柿の実の多い年は寒気激しい
柿の実は、結実初期が梅雨の頃になるので、梅雨に雨風が多い年は落果が多くなり秋の収...
三味、太鼓の音が濁るのは雨の兆し
祭りが多くなる秋、三味線や太鼓の練習で響き渡る音が濁っているときには次の日に雨に...
朝露が降りると晴れ
露(つゆ)とは、早朝、植物の葉や鉄の看板などの表面についている水の事を言います。...
秋タンポポの花咲く年は雪が浅い
この諺は、ハテナ?と首を傾げるかと思われます。 というのも、現在タンポポは春でも...
モズの高鳴き75日
モズとは、大型のスズメのような姿をして、ギッギッギッギッとかキーィとか鳴く鳥です...
彼岸坊主の大袈裟流し
彼岸とは、春分・秋分の日を真ん中に挟んだ前後3日、小計7日間、年間14日間を言い...
そばの殻ばかりで実のない年には早霜
ソバは霜に弱い植物で、開花中に霜にあうと不作となって殻ばかりとなる事があります。...
暁の白雲、急に散れば大風
暁(あかつき)の白雲とは、高積雲や高層雲(高さ2000メートルから6000メート...
サケ、マスの豊漁は早冷
サケやマスは秋の魚で、北海道では「秋鮭(あきあじ)」などと呼びます。 これらは北...
夜露多ければ晴れ
秋の夜、散歩をすると草木に夜露がついている事に気がつきます。 秋は空が澄み切って...
夕焼けは晴れ
最も有名な天気俚諺かもしれません。 世界中で使われています。 そもそも夕焼けが西...
夏
-
敷石が湿れば雨
雨が降った訳でもなく、水をまいた訳でもないのに敷石が湿る事があります。 これは前...
ミンミンゼミが早く鳴いた年は霜が早い
ミンミンゼミは透明な羽をもつセミの中では大型のセミです。 ミンミンゼミはアブラゼ...
モズの高鳴き75日
モズとは、大型のスズメのような姿をして、ギッギッギッギッとかキーィとか鳴く鳥です...
暑さ寒さも彼岸まで
この諺は良く聞く諺でしょう。 夏は耐えられない程の毎日の暑さも秋の彼岸の頃を過ぎ...
煙突の煙が下を這うと風の兆し
通常、煙突から出た煙は暖かいため、周りの空気より軽く、上へ上へと拡散しながら上昇...
海鳴りが聞こえると暴風雨がくる
海岸からかなり離れた場所でも迫力ある海鳴りが聞こえる事があります。 台風が近づい...
山に黒雲かかれば暴風雨
山は、風にとって障害物であり、山を越えなくてはならない場合、風に湿気が多く含んで...
雲が東より西に向かって急走すれば暴風あり
通常、日本上空には偏西風が吹いているため、風はおおむね西から東へと吹いています。...
タンポポの葉が地面を這うと晩霜あり
タンポポの葉が地面を這う様に生えている本当の理由は分かりません。 ただ、筆者的に...
夕焼けは晴れ
最も有名な天気俚諺かもしれません。 世界中で使われています。 そもそも夕焼けが西...
月色きわめて赤きは干天の兆し
月が赤く見える事がある。 理由は、空気中に水蒸気や細かい水滴が多く浮遊していると...
空に雲ひとつない夜なら明日は晴れ
夏の空に雲ひとつない空とは、日本列島が太平洋高気圧に覆われるときである。 この晴...
花多ければ大風
花が多く咲くような年は大風に気をつけた方が良い。 ということわざは多い。 例えば...
夏の南風は晴れ
夏に南風が吹くと晴れというのは多くの地方で言われている。 夏は太平洋高気圧が大き...
朝曇は日照り
晩春から夏にかけて海岸沿いの地方で言われる。 夜は海よりも陸のほうが冷えるため、...
太陽が真っ赤なときは日照り
日の出や日の入りの頃、太陽が真っ赤に見えることがある。 太陽の色や空の色は、実際...
雲が沖から静かに上がれば良い天気
これは北陸地方でよく言われる諺のようです。 雲が沖から上がる現象とは、夏の天気の...
白虹張れば干天
夏の夕立の後、きれいな虹が見えることがあるが、時には色がハッキリしない白い虹が見...
星がちらつくと雨
都会では星が瞬く夜空を見ることが難しくなったが、田畑ばかりの田舎ではそう難しいこ...
雷鳴れば梅雨明ける
毎日のように降ったり止んだりの長雨の季節。 梅雨。 特に関東以西では6月から7月...
蚊柱立てば雨
夏の夕方、自転車を漕いでいるとふいに小さな虫の大群に襲われることがある。 蚊柱だ...
春
-
四方に雲なきは3日の雨
空に雲一つない綺麗な青空を「日本晴れ」と言います。 この日本晴れが現れた日は、3...
日がさ月がさ出ると雨
昼間、太陽の周辺や夜月の周りに、薄白色~薄黄色の光の輪ができることがあります。 ...
スズメが朝からさえずるのは晴れ
スズメは日の出の少し前から目覚め、さえずり始めます。 都市のスズメは一箇所に集ま...
櫛が通りにくいときは雨
実は、昔、髪の毛は湿度計のセンサーとしても使われていました。 髪の毛が空気中の湿...
鯖雲は雨
鯖雲(さばぐも)とは、魚のサバの鱗(うろこ)のような雲で、絹積雲です。 絹積雲(...
月が暈をかぶると雨
傘ではなく、暈(かさ)です。 月の周りを淡い光の輪が囲むことを月傘と言います。 ...
夕焼けは晴れ
最も有名な天気俚諺かもしれません。 世界中で使われています。 そもそも夕焼けが西...
コブシの花が横向きに咲く年は大風多し
コブシとは、サクラよりも早く大きく白い花を咲かせる木です。 サクラも綺麗ですが、...
月がいつもより輝き冷えるときは霜
月がいつもより輝いて見える夜は、空気中の湿気が少なく空気が乾燥していて光がハッキ...
朝曇りは晴れ
朝、曇っていれば、その後、晴れになる。という一般的な見解とは相反する諺です。 極...
ツバメが低く飛べば雨
よく聞かれる諺です。 この理由は、雨が近くなるとツバメの食料となる虫たちが雨に備...
霜強ければ雨となる
霜は、高気圧に覆われ、夜間放射冷却により地表の熱が奪われることによって発生します...
スズメが水を浴びると晴れ
スズメが水浴びをしている姿は可愛いものです。 鳥が水浴びをするのは羽や体についた...
ヒバリが高く昇ると晴れ
雲雀(ヒバリ)は、ピ~ピロピロと甲高い声で早く激しく鳴き、空高く舞い上がり滑空す...
朝曇りの夜晴れ
朝は曇り空で、夜になると晴れになるのは、通常の場所や気象条件ではあまり考えにくく...
早朝暖かいときは雨
早朝は1日のうちで、最も気温が低くなる時間です。 けれども、低気圧が近づき、南か...
朝遠くの山がはっきり見えればその日は晴れ
遠くの山がハッキリ見えるか見えないかは、ほぼ空気中の水蒸気量で決まってきます。 ...
茶碗のご飯粒がきれいにとれると雨、つくと晴れ
これは食事を終えて、しばらくしてから茶碗を洗おうとしたときの諺ではないかと思われ...
雪解けに地肌と雪の密着する年は凶作
雪は0℃ですが、地下10mぐらいでは1年を通して16℃程度と比較的暖かくなってい...
一、二月降雪なければ晩霜遅し
1月2月は、1年のうちでも最も寒く、雪が多く降る時期でもあります。 ところがその...
朝霞は晴れ
早朝、朝もやや霞(かすみ)が野畑や山やまにかかっている事がある。 これは、水蒸気...