みずゆき

水雪

雨混じりの雪。...
ひさめ

氷雨

霙(みぞれ)や雪に変わる前の凍るように冷たい雨。もともとは、夏の季語で雹(ひょう...
はこびあめ

運び雨

すぐに通り過ぎる雨。...
ねんまつづゆ

年末梅雨

12月に降る梅雨のような長雨。...
とみさがり

富下がり

八丈島の言葉。正月の雨をその年の豊作に結びつけ、富が降ってくるとの期待を込めた。...
ときのあめ

時の雨

秋、冬の雨を表す古語。...
とうじあめ

冬至雨

冬至の頃(12月22日頃)に降る雨。...
とうう

凍雨

凍り付くような冷たい雨。...
よこしぐれ

横時雨

横なぐりに降る時雨。...
ゆうしぐれ

夕時雨

夕方に降る時雨。...
ゆきしぐれ

雪時雨

雪混じりで降ったり止んだりする時雨。...
やましぐれああ 

山時雨

山に降る時雨。...
めぐるしぐれ

めぐる時雨

「山廻り(やまめぐり)」と言われる降り方。 山向こうの時雨の雲が、山越えしてこち...
むらしぐれ

村時雨

烈しく降って、さっと通り過ぎる時雨。...
ふりがなほろしぐれ 

ほろ時雨

わずかな時間降る時雨。...
ふゆしぐれ 

冬時雨

時雨は冬だが、晩秋の時雨もあり、区別するため。...
はつしぐれ

初時雨

その年初めての時雨。...
つきしぐれ

月時雨

月明かりの中の時雨。...
さんさしぐれ

さんさ時雨

江戸中期から祝いの席で歌われた仙台地方の民謡。...
さよしぐれ

小夜時雨

夜の時雨。...
さざんかしぐれ

山茶花時雨

色が少ない冬に赤い花を咲かせる山茶花。 そこに降りかかる時雨。...
きたやましぐれ

北山時雨

京都の北山の方から降ってくる時雨。 晩秋から初冬にかけての京都の風物詩。...
きたしぐれ

北時雨

北風に乗って降る時雨。 北の方から降ってくる時雨。...
かんなづきしぐれ

十月時雨

陰暦10月に降る時雨。...
かたしぐれ

片時雨

晴れているのに、一部の空で時雨が降っている状態。...
いそしぐれ

磯時雨

磯や波打ち際に降り注ぐ時雨。...
あさしぐれ

朝時雨

晩秋から初冬の朝に、わずかずつ降ったり止んだりを繰り返す時雨。 ...
しぐれ

時雨

晩秋から初冬にかけて、晴れていた空がにわかに暗くなり、ハラハラと雨脚軽く、降って...
しおんのあめ

四温の雨

冬の終わりの「三寒四温」。 暖かい四日間に降る雨。...
さざんかちらし

山茶花ちらし

厳冬、白や淡紅色に咲く山茶花の花に降りかかり、散らしてしまう雨。 ...
かんのあめ

寒の雨

寒の内に降る雨の事。 「寒雨」は、寒々と降る冬の雨。...
かんくのあめ

寒九の雨

寒の入りから9日目に降る雨。 この日に降ると、その年は豊作になると言い伝えがある...
かざはな

風花

初冬の晴れた空、風に乗ってヒラヒラと舞い降りてくる雪。...
かいそうう

解霜雨

雨が霜から守ること。 草木に霜が降りる現象と、水が凍る現象とは少し違います。雨が...
おにあらい

鬼洗い

大晦日に降る雨。...
おさがり

御降り

元日から3日の間に降る雨や雪。新年早々に降る雨は、その年の豊作に繋がり、ありがた...
えきう

液雨

初冬、陰暦10月に降る時雨。...
うひょう

雨氷

過冷却された雨粒が地上の植物や岩で凍り付いた物。...
あまゆき

雨雪

雨混じりの雪。 「雪雨」は、雪混じりの雨で春先に降る。...
れいふう 

冷風

冷たい風。冷え冷えとした風。現代では、エアコンからの冷たい風を言う。...
ゆきおろし 

雪颪

雪を交えて山から吹き下ろす風。...
ふぶき 

吹雪

降雪や積雪に烈しい風が伴うもの。視界を奪われ、吹きまくるものを「雪しまき」と言っ...
ならい 

ならい

東京湾などを中心として、東日本太平洋岸一帯で使われている言葉。冬の北西季節風が日...
たまかぜ 

玉風

「たばかぜ」とも呼ぶ。若狭湾から東の日本海沿岸で吹く北西からの暴風を指す。出し抜...
せちごち 

節東風

旧暦の正月に何日も吹き続ける東風。立春を過ぎると「雲雀東風」という。...
すきまかぜ 

隙間風

戸、障子などの隙間から吹き込んでくる冷たい風。「透間風(すきまかぜ)」「隙風(す...
しまき 

風巻

「し」は風で、吹きまくる烈風の意味。とくに、海上の暴風や強風にあおられて飛び散る...
さらいのかぜ 

浚風

降り積もった雪などを吹き払う風。...
さくふう 

朔風

「朔(さく)」は、北方の意味。北から吹き寄せる風。...
こがらし 

木枯らし

秋から初冬にかけて樹木を枯らすほどに吹き荒れる寒風。...
げんぷう 

厳風

厳しい冬の風。烈風。...
けいふう 

頸風

強い風の意味。...
きたおろし 

北颪

山から吹き下りてくる強い北風。「颪(おろし)」には、「赤城颪」「浅間颪」「愛宕(...
かんぷう 

寒風

「さむかぜ」とも読む。冬の冷たく、寒い風のこと。...
からっかぜ 

空っ風

「空風(からかぜ)」とも言う。雨や雪を伴わない、乾いた山越えの強い北風。 ...
かみわたし 

神渡し

陰暦10月、神無月に吹く西風。「神立風(かみたつかぜ)」とも言う。出雲大社へ出か...
かまかぜ 

鎌風

にわかに起こる暴風のこと。「疾風(はやて)」と同意語。急に皮膚が裂けて血がにじむ...
いんぷう 

陰風

冬の風、または北の風のこと。その冷たさ、厳しさが伝わってくる。...
あなじ 

あなじ

瀬戸内・四国を中心とした西日本域で使われる。冷たく乾ききった北西からの季節風を言...
『風の名前』(高橋順子著) タイトルどおり、様々な風の名前・各地の風の呼び名を紹介してます。単に、科学的に、分類学的に解説するのではなく、俳句や短文を織り交ぜて、文学的に風流に紹介されているので、日本語の美しさをあらためて見直します。私は趣味で風景写真も撮っていますが、1ページ毎に差し込まれている風景写真は美しく、写真集としても楽しめます。

『雨の名前』(高橋順子著) タイトルどおり、様々な雨の名前・各地の雨の呼び名を紹介してます。単に、科学的に、分類学的に解説するのではなく、俳句や短文を織り交ぜて、文学的に風流に紹介されているので、日本語の美しさ・奥深さをあらためて感じます。私は趣味で風景写真も撮っていますが、1ページ毎に差し込まれている風景写真は美しく、写真集としても楽しめます。 雨の名前は422語、写真は148点も掲載されています。

『空の色と光の図鑑』(斉藤文一著) 空に関係する光や色について、幻想的な写真と理論的な解説で紹介している本です。他の気象物理の本と違う点は、掲載されている写真がとても幻想的ないい写真ばかりです。 写真がきれいな本は、解説がおざなりになっている事もありますが、この本では理屈を分かりやすく文や図で紹介しています。 気象写真が趣味の方は、ぜひ手に取って見てもらいたい一冊です。

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