夏の雨



はんげあめ

半解雨

夏至から11日目、陰暦5月26日の「半夏生(はんげしょう)」の頃に降る大雨。 こ...
はくう

白雨

夕立。にわか雨。太い雨脚や地面をたたくしぶきに、雲間から日が差して白く見えること...
ようせいばいう 

陽性梅雨

梅雨の頃に、ザーと降り、サッと止む雨。...
いんせいばいう 

陰性梅雨

梅雨の頃に、シトシトと降る冷たい雨。...
なつしぐれ 

夏時雨

時雨は冬の季語。夏に、時雨のようにシトシトと静かに降る雨。...
どようあめ 

土用雨

夏の土用の頃に降る大雨。...
ところぶり 

所降

夕立のこと。東京都八丈島の言葉。...
てんきゅう 

天泣

天気が良いのに降る雨。...
てんきあめ 

天気雨

天気が良いのに降る雨。「狐雨」「日照り雨」ともいう。...
でんう 

電雨

夏に、稲妻を伴い降るにわか雨。「雷雨」は音を、「電雨」は光を強調している。...
からつゆ 

空梅雨

雨が少なく、長雨の短い梅雨。夏は干ばつ、水不足に悩まされる。 ...
かえりづゆ 

返り梅雨

梅雨が明けたと思ったら、またぶり返す長雨。 ...
おんなづゆ 

女梅雨

しとしとと長く続く梅雨。...
おとこづゆ 

男梅雨

強く降っては止む、を繰り返す雨。...
おくりづゆ 

送り梅雨

雷を伴う強い雨の梅雨。...
えぞつゆ 

蝦夷梅雨

例年、北海道には梅雨がなく夏を迎えるが、まれに北海道でも梅雨のような長雨がある。...
あらつゆ 

荒梅雨

集中豪雨的な梅雨。「あれつゆ」とも言う。...
あばれづゆ 

暴れ梅雨

雷を伴う集中豪雨的な梅雨。...
あおつゆ 

青梅雨

木々の青葉を鮮やかにする雨。...
つゆ 

梅雨

夏至の前後、6月上旬から7月下旬に降り続く長雨。...
つばなながし 

茅花流し

「茅花」はチガヤのこと。イネ科多年草。茅花の穂がほぐれる頃に吹く風。同時に降る雨...
たけのこづゆ 

筍梅雨

伊勢や伊豆地方の船乗りの言葉。筍が出る頃に吹く風のことだったが、筍が生え始める頃...
そばえ 

日照雨

日が照っているのに降る雨。「そばえ」とは、ふざけること。戯れること。...
しんう 

新雨

新緑の頃の雨。...
じう 

慈雨

日照り続きの後降る、恵みの雨。...
さんぞくあめ 

山賊雨

にわかにやってきた雷雨のこと。群馬県などで使われる。稲刈り中の遠雷が、3束(さん...
さみだれ 

五月雨

陰暦5月頃に降る長雨。「さつきあめ」と同じ。「小乱れ(さみだれ)」と掛けて、恋い...
ぎんちく 

銀竹

竹のように見える銀の雨。大粒の烈しい夕立。...
きんう 

錦雨

日照り続きの後に降る雨。恵みの雨を高価な錦(にしき)にたとえている。...
きつねのよめいり 

狐の嫁入り

晴れているのに降ってきた雨。...
きつねあめ 

狐雨

晴れなのに、降ってきた雨。「狐の嫁入り」「天気雨」などと同じ。...
きあめ 

樹雨

「きあめ」ともいう。濃霧により、霧のしずくが木の葉にたまり、大粒の滴となり落ちる...
きう 

喜雨

長い日照りの後の雨。慈雨。...
かんてんのじう 

旱天の慈雨

日照り続きに雨が降り、恵みとなる事。 その意味が広がり、困難なときに救いが来るこ...
かんだち 

神立

神様が何かを伝える雷、雷鳴を指す言葉だったが、雷は雨を伴うので、夕立、雷雨を指す...
かう 

夏雨

「なつさめ」とも言う。...
おらいさまあめ 

御雷様雨

宮城県石巻で、にわか雨の意味。...
おどしあめ 

脅し雨

東京都八丈島で、にわか雨の意味。...
うめのあめ 

梅の雨

「梅雨」を意味する。 ...
うめしぐれ 

梅時雨

鹿児島県で、梅雨のことを指す。...
うのはなくたし 

卯の花腐し

陰暦4月は「卯月(うづき)」。春雨と梅雨の間頃に降り続く雨。卯の花を腐らせる雨の...
うたく 

雨濯

陰暦6月の雨。「濯」は洗う意味で、雨濯は全てを洗い流すような雨。...
いっぱつあめ 

一発雨

夕立のように、突然強く降り始め、すぐに止む雨。...
あおしぐれ 

青時雨

青葉が芽吹く季節に、葉からしたたり落ちるしずくを、時雨に見立てた言葉。...
『風の名前』(高橋順子著) タイトルどおり、様々な風の名前・各地の風の呼び名を紹介してます。単に、科学的に、分類学的に解説するのではなく、俳句や短文を織り交ぜて、文学的に風流に紹介されているので、日本語の美しさをあらためて見直します。私は趣味で風景写真も撮っていますが、1ページ毎に差し込まれている風景写真は美しく、写真集としても楽しめます。

『雨の名前』(高橋順子著) タイトルどおり、様々な雨の名前・各地の雨の呼び名を紹介してます。単に、科学的に、分類学的に解説するのではなく、俳句や短文を織り交ぜて、文学的に風流に紹介されているので、日本語の美しさ・奥深さをあらためて感じます。私は趣味で風景写真も撮っていますが、1ページ毎に差し込まれている風景写真は美しく、写真集としても楽しめます。 雨の名前は422語、写真は148点も掲載されています。

『空の色と光の図鑑』(斉藤文一著) 空に関係する光や色について、幻想的な写真と理論的な解説で紹介している本です。他の気象物理の本と違う点は、掲載されている写真がとても幻想的ないい写真ばかりです。 写真がきれいな本は、解説がおざなりになっている事もありますが、この本では理屈を分かりやすく文や図で紹介しています。 気象写真が趣味の方は、ぜひ手に取って見てもらいたい一冊です。

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