雨粒の大きさ

雲の中の水滴は、ほとんどが気温0℃以下で生まれます。 つまり、雲の中の粒は、氷の粒、もしくは過冷却状態の水 (0℃以下でも凍らない状態の水) が粒となっています。 氷の粒にしろ、水の粒にしろ、純粋な水から自然に作られた粒の大きさはあまりにも小さく、蒸発速度の方が早く、粒の状態を保っていられません。 そこで、最初の粒は、水が沁みこみやすい、親和性の高いチリやホコリを核として作られます。 このときの大きさは、直径0.0002~0.001mmぐらいです。

そして、チリやホコリを核として作られた粒は、雲粒となり大きさ0.01~0.02mmぐらいに成長します。

粒は他の粒とぶつかりながら次第に大きくなっていきます。 そして、さらに粒どおしがぶつかり大きくなると、大きさ0.1mmぐらいになると、地表近くの雲、要するに霧(キリ)になります。

これが雲の中の上昇気流や下降気流で振り回され、粒どおしがぶつかると、直径2mmぐらいの粒になります。 こうなると通常の上昇気流・下降気流では粒を空気中に支えるのが難しくなり、地上へ落下し始めます。

そして、落下中にさらに他の水滴とぶつかり合うとさらに大きな水滴となります。 ぶつかって大きくなった粒は、あまりに大きくなると落下のときの空気の抵抗でつぶれ、やがて2つに分かれます。

このときの大きさは恐らくは5mmぐらいで限界ではないか。 と言われています。 というのも、それ以上になる後落下時の空気の抵抗が大きく、水滴は2つに割れてしまうからだそうです。




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