風の強さと吹き方

 気象庁の解説も、聞く人・観る人に分かりやすくしましょう。と言うことで専門用語で はなく、「やや強い風」や「非常に強い風」など私たちが普段使う言葉に置き換えて解説してくれます。 このような言葉は聞き取りやすいのですが、具体的に 何m/sぐらいの風か、はなかなか実感が沸きません。 そこで、ここでは気象庁の考える尺度を紹介します。


平均風速
m/秒
10?15 15?20 20?25 25?30 30?
おおよその時速 ?50km ?70km ?90km ?110km 110km?
風圧 (kg重/m2) ?11.3 ?20.0 ?31.3 ?45.0 45.0?
予報用語 やや強い風 強い風 非常に強い風(暴風)
猛烈な風
速さの目安 一般道路の自動車 高速道路の自動車

特急列車
人への影響 風に向かって歩きにくくなる。 傘が差せない 風に向かって歩けない。 転倒する人もいる しっかりと体を確保しないと転倒する 立っていられない。 屋外での行動は危険
樹木の様子 樹木全体が揺れる。 電線が鳴る 小枝が折れる
樹木が根こそぎ倒れはじめる
車の乗車中 道路の〈吹き流し〉の角度が水平(10m/sのとき)になる。 高速道路で乗用車が横風に流される感覚 高速道路では横風に流される。 通常速度での運転が困難。 車の運転を続けるのは危険

建築物の被害 取り付けの不完全な看板やトタン板が飛び始める ビニールハウスが壊れ始める

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